儚きは

時代の風を ほほに感じて
見上げる空を 雲は流れる
かなうなら愛する人と
肩を並べたまま
心伝う涙を 風にさらしてまで
君に伝えたい それを人は夢という

笑って泣いて 生きて暮らして
死ぬだけならば 夢はいらない
かなうなら届かぬまでも
折れた翼広げ
雲の流れの果てを この目で見るまでは
今は目を閉じていたい それも夢の為

人が夢を見ると書けば 儚いという字に
誰が決めたのだろう 私は信じない

儚いという文字など 私は信じない
儚いという文字など 私は信じない



Credits
Writer(s): Shinji Tanimura
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