ALKA TALE

伝える言葉は 決めていたはずなのに
変わることのない景色に 目をそらしてた
小さな勇気が 欲しくてうつむいた
白い眩しさだけに 焦がれてた

夏を書き綴るノートの 終わりが近づいてくる
やがて訪れる日には せめて笑顔のままで
手を振りたくて

歩き続ける事でしか 届かないものがあるよ
今も温かな手のぬくもりを探し続けている
いくつもの優しさを繋いでも 辿り着けないから
今も何度でもボクは 夏の面影の中
繰り返すよ

静寂をさまよう 一片の幼子は
つかの間のゆりかごの中 目を閉じていた
夢から目覚める その時がくるまで
白い眩しさに包まれている

夏の足跡を追いかけボクは思い出をこぼす
何が悲しいのかさえ 忘れてしまうけれど
立ち止まれない

歩き続ける事でしか残せないものがあるよ
あの日途切れてしまった言葉を繋ぎ止めたいだけ
風が涙をさらったとしても忘れないで欲しい
声が届かなくても 夏の刻む花火を
見た記憶を

羽ばたいた数を数え 空を舞う羽は
小さな勇気で いつも眩しさだけ 求め続けていた

歩き続ける事でしか 届かないものがあるよ
今も温かな手のぬくもりを 探し続けている
いくつもの優しさを繋いでも 辿り着けないから
今も何度でもボクは 夏の面影を
振り返るよ



Credits
Writer(s): Shinji Orito
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