Raspberry Lover

さも 彼女だけが童話の中にいるように
どれだけ近くにいても この手は届きはしないのに
その 木苺色 纏った唇に
それでも触れたいと願う 僕は間違ってるのかな

今 彼のことを見つめる横顔に
一切入り込む余地なんて ありそうにもないけど
なら 友達の輪で道化を演じる僕に
一瞬目配せして微笑んだ あれはなんだったの

Lalalalala Lalalalala Lalalalala ねぇ声が聞きたいよ
Lalalalala Lalalalala 自分が自分じゃないみたいだ

Raspberry lover
奪い去る そんな勇気もないのに
何を差し出せば
この僕に その甘い実をくれますか

また ポーカーフェイスで会話を続けながら
一体何回 頭の中で抱きしめるんだろう
そう 彼の前では怒ったりもするんだね
なんでガラスの靴を拾うのは 僕じゃなかったんだ

Lalalalala Lalalalala Lalalalala ねぇ気付いてるんでしょ
Lalalalala Lalalalala 他の人じゃダメなんだ

Raspberry lover
僕だけの彼女をもっと知りたい
教えてくれるなら
その粒が毒入りだって構わない

Raspberry lover
僕だけの彼女をもっと知りたい
教えてくれるなら
その粒が毒入りだって構わない

Raspberry lover
幸せな結末なんていらない
何を差し出せば
この僕に その甘い実をくれますか



Credits
Writer(s): Motohiro Hata
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