Akuma to Odoru

さあ、おどらせておくれよ
ぼくは あなたのものだ
いつまでも いつまでも
てのひらの 上にいよう

みちづれを うつろに さがしている
ような 遠い目が
ああ きれいだから

片道のチケットを ぼくは
よろこんで 手にした

さあ、おどらせておくれよ
乱暴なステップで
足を踏みつけあっては ふたり 笑っていよう
さあ、抱きしめておくれよ
ぼくはあなたのものだ
いつまでも いつまでも
てのひらの 上にいよう

みちづれを ひそかに さがしている
その 遠い目に 映りたかったんだ

行先も 記されていない
紙切れに くちづけた

さあ、ふりまわしておくれよ
デタラメなステップで
腕をひっぱりあっては ふたり 笑っていよう
さあ、ひきずっておくれよ
ぼくはあなたのものだ
どこまでも どこまでも 影のように 這ってゆく

みちづれは ここにいる
しずかに...

さあ、おどらせておくれよ
乱暴なステップで
噛みついては 舐めあって ふたり 笑っていよう

いま 抱きしめておくれよ、ぼくはあなたのものだ
天国でも 地獄でも どこへでも
さらってよ

みちづれを しずかに さがしている



Credits
Writer(s): Hana Itoki
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