Tødestrieb

手を伸ばすたびに
視界が眩んだ
歪んだ世界で 捉える幻想から
「壊して」

切っ掛けはただの
無垢な過ちで
渦巻いた欲に
飲み込まれるまで
まだ 気付けず

解けて 乖離して行く 希望
全てを 捧げたのに 苦しくて

揺らいだ 感情に
注ぐ 黒い雨が
残る 呪いの痕 深く滲んだ
何も知らなければ 良かったのに
もう 戻れはしないの

気付いた時には 全て
飲み干していた 空になるまで
遠く 手の届かない
理想郷 行ける気がした
愚かだとしても

確かに 無垢だった
過去が 繰り返す
此れが 報いならば

乾いた 魂に
伝う 白い涙
そっと 息を止めた 意味など無くて
全て知った もう、もう遅いから
ただ 泡沫の中で
ただ 全て受け入れて



Credits
Writer(s): Powerless
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