恋音と雨空 - 15thbest

好きだよと伝えればいいのに
願う先怖くて言えず
好きだよと好きだよが 募っては溶けていく

キミとの時間が一秒でも長く
なるならずっとじゃなくていい
願いかける恋音と雨空

キミと離れてから数日目の土砂降りの雨の中
こんな日は必ず傘を届けに行った
いつもの待ち合わせの場所
いるはずのない面影を待つ
傘もささず ずぶ濡れでキミはそこにいた

かじかんだ手を温めることが もう一度出来るなら
始まりの時まで戻りたい

好きだよと伝えればいいのに
願う先怖くて言えず
好きじゃない好きだよが 揺らぐ恋と雨空
キミとの時間が一秒でも長く
なるならずっとじゃなくていい
雨がやむまでこのままいさせて

信じた明日を
君はどこで笑うの
流し去る力もなく
あの日のままで時間がとまる
雫が二つ 君の頬を伝う
絶えず止まぬ雨のせいと 恋音は歌う

街ゆく恋人が羨ましくおもうことが増えた
いつから一人が怖くなったんだろう
でも今はつかの間の幸せ
できることならこのまま
ありふれた恋人たちになりたい

君がここで望んでいること
僕がここで言いたいこと
今なら想いも重なるかな

好きだよと伝えればいいのに
願う先恐くて言えず
横顔を見つめてる
それだけでもういい
だけど一握りの幸せも 君がくれたものだから
ほんとはずっと抱きしめていたい

すれ違いも二人もう一度 やり直すための試練だって
すぐに言えるのならどんなにいいだろうか
好きという事実通りすぎて今ではもう愛してる
失って数日間でやっと知った
本当はこのまま気持ち確かめたくて

好きだよと伝えればいいのに
願う先 恐くて言えず
好きだよと好きだよが 募っては溶けてく
君との時間が一秒でも長く
なるならずっとじゃなくていい
願いかける恋音と雨空



Credits
Writer(s): Hidaka Mitsuhiro, Yousuke Okamura
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