Senkou Hanabi

嗚呼 あの日が最後だと知っていたなら
もっとあたし貴方を抱きしめたのかな?
それともきつく当たったのか?
膨れた頬は線香花火 橙色も弾けた

隣で重ねた約束 いくつもあっていくつもあって
砂浜の恋はあたしに沢山の夢をくれた

貴方の指を追いかけた最後の夏さようなら
何時までも素敵な想い出です
痛い喧嘩も今は愛しい

嗚呼 あの日が最後だと知っていたなら
もっとあたし貴方を抱きしめたのかな?
それともきつく当たったのか?
膨れた頬は線香花火 橙色も弾けた

二人で過ごした青い日 いくつもあって消えなくて

朝焼け迎えた帰り道は近くなった距離と
熱い首が恥ずかしかった
話し込んだせいで冷えた膝も
夜明け前の切ないキスも

ゆっくりと忍び寄る風が示す季節の変わり目
あたしの体にある余熱が溶けてゆく
やっぱり貴方の事好きだったよ
涙は空に弾けた



Credits
Writer(s): Aiko
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