Oyayubi no Tsukaikata

部屋の明かりは照らしてて
この泣いた顔も照らしてて
赤くなった頬の所 光る醜いあたしの水
余裕を見せた目の下は 熱を持った親指は
それはそれは上手にこの涙をふきとった

あえなくなってから15日経ちました
穴あいた体と妄想があたしを食べた

欲ばったんじゃないのに わがまましなかったのに
ほしかったんじゃない 愛したかったのに
ごめんなさい 忘れられない ごめんなさい

思いつきの足どりは
癖のある方へ進む
たどりついたその場所に
光る醜いあたしの水
下唇噛んでても 強く指丸めてみても
手が触れたらたちくらむ
あなたへの満タンなメーター

逢えなくなったから今やっと知りました
隣にいる事がこの上ない幸せだった

慰めをいたわり身がまえしたあたしに
どうかご褒美を「そんなんじゃない」
ごめんなさい うまく言えない ごめんなさい

本当のあたしはせつなさのかたまり
あなたへの想いは強くいられる印だった

欲ばったんじゃないのに わがまましなかったのに
ほしかったんじゃない 愛したかったのに
ごめんなさい 忘れられない ごめんなさい

ごめんなさい うまく言えない ごめんなさい



Credits
Writer(s): Aiko
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