ばらのナミダ

乾いた何も無いこの土地に
花の種を君は一粒蒔いたんだ

柔らかい眼差しに守られて
黒い殻を破り生まれて来た

ただ繰り返されてく毎日は
温かくて退屈な日々だった

朝の光は白い傘のように
この瞳遮ってしまう

まだ蕾のまま まだ花開かない
自分自身に苛立ってたんだ
無力なわたしの隣にいつだって
君はいてくれると思ってたのに

ねえ君は少しずつ旅立ちのための準備
始めていたんだね

わたしは目の前しか見えなくて
その変化に気付けなかったみたい

それは突然過ぎる別れだった
何もかも変わってしまう

まだ蕾のまま まだ花開かない
わたしには君が支えだったんだ
くだらない会話 笑い合っていた
永遠に続くはずなかったのに

もう会えないの?
もう話せないの?
もうわたしのこと叱らないの?
もう戻れないの?
もう帰れないの?
あの頃には

いつの間にか赤い花は咲いていた
それなのに君はもうここにいない
もしも一つだけ 願い叶うなら
この姿君に見せたかったよ

だけどこの空で 遥かなる空で
君が見守っていてくれるなら
今も胸に残る あの日の景色を
切り取ってまだ生きて行けるよ

こぼれた涙で 輝いて咲いてく



Credits
Writer(s): Choucho Choucho, Yoshimi Katayama
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