Her Blue Sky

全然好きじゃなかった
ホラー映画とキャラメル味のキス
全然好きになれなかった
それなのにね
今は悲鳴をあげながら
君の横顔を探している

空虚な心の落とし穴
暗すぎてなにも見えない
根拠なんて一つもないのにさ
身体が走り出してく

赤く染まった空から
溢れ出すシャワーに打たれて
流れ出す 浮かび上がる
一番弱い自分の影
青く滲んだ思い出隠せないのは
もう一度同じ日々を
求めているから

全然好きじゃなかった
ほら、あの呼び方
漫画の主人公みたいで
全然好きになれなかったんだ
それなのにね
今も似た言葉に身体が動くよ
皮肉な思い出なのさ

何回も右往左往してみても
暗すぎて何も見えない
そうかい
まだ隠れているのかい
飛び出しておいで
メモリー

高く掲げた掌
届く気がしたんだ確かに
回り出す 襲いかかる
悪魔の顔をした奴らが
会いたい人に会えない
そんな悪夢を
雲に変えて
食べてやるよ
悲しくなるから

いつも いつも いつも いつも
君が 君が 君が 君が
最初に いなくなってしまう
なんで なんで なんで なんで
僕に 僕に 僕に 僕に
さよならも言わずに
空になったの?

赤く染まった空から
溢れ出すシャワーに打たれて
流れ出す 浮かび上がる
一番弱い自分の影

青く滲んだ思い出隠せないのは
もう一度同じ日々を
求めているから
君が知っている
空の青さを知りたいから
追いかけている
追いかけている
届け



Credits
Writer(s): Masaru Yokoyama
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