Kimini Aitaidake

雨がなかなか止まない
ビニール傘をくるりと回しても
見慣れた街並みは
滲んだ絵具のパレット

滑り落ちながらほら
あの日のふたりのように
僕らは思ってた
また描き直せばいいと

あるべきものがなくて
なくてもいいものがある
吹き抜けたのは風
君に逢いたいだけ

狭い壁にもたれて
挨拶がわり肩をぶつけ合って
笑い声は店からはみ出し
終電の遮断器降りた

そこは放課後のような
下北沢の路地裏
懐かしい友よ
この空を何処で見てる

あるべきものがなくて
なくてもいいものがある
吹き抜けたのは風
君に逢いたいだけ

古びた弦を替えよう
ついでに明日も変えよう
楽屋の鏡越しの僕
今日もまた手の鳴る方へ

雨がなかなか止まない
ビニール傘に消えない虹を描いた

あるべきものがなくて
なくてもいいものがある
駆け出したのは僕
君に逢いたいだけ

La la la...

君に逢いたいだけ
君に逢いたいだけ



Credits
Writer(s): Chage
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link