Mind-Body Dualism

硬く 冷たい 帰り道の上
やたらと踵の音が響いてる
虚しい気分が散らばった星のひとつが
弾けて消えていく

あんな言葉の受け止め方は知らない
揶揄う空気が立ち籠めた教室
そこには居ないよ 影が落ちていても
ひとりぼっちの道で踊る

誰にもあげない 僕は僕のもの
傷が痛くても笑って遣り過したげる
その方が ほら 後で惨めな僕に
会わずに済むから いいよね

軽いジョークに本気で声を荒げて
不思議そうな顔に血の気が引いていく
悪いのは誰だろう いや どうでもいいか
踏み外しているのもお互い様

誰にもあげない 僕は僕のもの
思慮の乏しさも愛してあげるよダーリン
それじゃさよなら 隠して立てた中指
またひとつ 弾けて 消えていく

誰にもあげない 僕は僕のもの
傷が痛くても笑って遣り過したげる
その方が ほら 後で惨めな僕に
会わずに済むから いいよね
それがもう 僕ではなくとも

ひとりぼっちの世界の上
心は正しさを信じて踊ってる
痛かったのはもうどこかも解らない
誰も知らない人



Credits
Writer(s): Dai Matsumoto
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