空に花火

そっと頬に触れたら
君の髪くすぐったくて
目を伏せたその時
なぜか涙が零れてきたんだ

希望に満ちた光
海岸キラキラ照らす
そうだ 未来はただのシルエットだったな

楽しいばかりじゃいれない
優しいだけでもダメ
遠く 果てなく広がってゆけ

Ah 君も今みつけたね 北の空に花火
Ah 同じものみつめられる日々を重ねたいよ

やわらかな砂浜
どこまでもただ歩いて
並べてた足跡
君は飽きずに数えていたね

夜を知らせるオレンジ
世界を淡く包む
そうか 過去にも眠る場所があるんだな

切ないばかりではなく
哀しいだけなんてことない
もっと 彼方の空のように

Ah 波に揺れる日々のよう 何処へ辿り着くの
Ah 風の音通り抜ける夜は抱きしめてね

Ah 人はただ振り返らずに生きてゆけないものなのかな
Ah 今もまだ忘れられぬ夢をみてしまう夜

大切が増えてゆけば
短し 生命想いをはせる
星になりたいと願う
花火が目指した北の夜空



Credits
Writer(s): Nana Azuki, Yuri Nakamura
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