浮舟

春の匂いも芽吹く花も
立ちすくむあたしに
君を連れてはこない
夏が来る頃は明け方の雨
静かに寄り添って
かけら拾い集める

秋が過ぎたらきっとあたしは
のびた黒い髪を
切り落としてしまう
愛しい人よ離れ顔なんて
3日もすりゃすぐに忘れてしまった
ただ染みついて消えないのは煙草の匂い

君を待つ日々は
足りない 切ない 鳴り止まない
不協和音が響き合って
それがあたしの
枯れない 溶けない 鳴り止まない
孤独の唄

ライラライライライライライ
ライラライライライライライ
ライラライライライライライ
ライラライライライライライ

かすかな別れを漂わすこともなく
足音は突然途切れた
あ 悲しくも美しき白い冬
会えるものならば他に何も望まない
降り積もるはあの日も雪

君を待つ日々は
足りない 切ない 鳴り止まない
不協和音が響き合って
それがあたしの
枯れない 溶けない 鳴り止まない
孤独の唄

ライラライライライライライ
ライラライライライライライ
ライラライライライライライ
孤独の唄 ライライライ



Credits
Writer(s): Yumi Nakashima, Akiko Hamada
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