Ressha

どうしても忘れたくないけど きっと僕は忘れてしまう
初めてキスしたあの時に体を走った何かの正体も

暗闇は手を繋いで 寂しさは抱きしめあった
頭に埋めた記憶も全部無駄になって欲しい

二人にしか見えない列車があったのに
君は途中で降りるって言い出したね
二人にしか見えない雪があったのに
もう寒いから家に帰るって君は言った

季節が変わってしまったら 多分僕も変わってしまう
絞った心のぬけがらや二人で決めた暗証番号も

後ろを向いて遡る時間だけ地に足がつく
日々の彩り 癖や期待 舌の味も消えて

二人にしか見えない列車があったのに
君は途中で降りるって言い出したね
二人にしか見えない夢があったのに
約束切ったら家に帰るって泣いた
きっと僕は忘れてしまうから
君もどうか忘れてね



Credits
Writer(s): aiko
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