Sonia

ある時 僕に教えてくれた
幼い頃の秘密の話
ママのつけてたリップスティックが
世界で一番 欲しかったってこと
あぁ

大人になったら くれるだろうって
自分なりにわかっていたけど
それは見る度 小さくなって
なくなりそうだった

だから ある日 バッグから
そっと それを盗み出し
一人のバスルームに
鍵かけたんだろう?

それで ソニア ソニア ソニア
自分で塗ってみたのかい?
どんな ソニア ソニア ソニア
鏡に映っていたの?
唇からはみ出したのは
届かない背丈のせい
だけど ソニア ソニア ソニア
いつもよりもキレイだった

ずっと机に隠してたこと
ママはきっと知ってたと思う
だけどそれでも叱られなくて
ちょっと不安だった

やがて時は過ぎ去って
好きな人ができた頃
自分が似合う色を
探すようになった

そんな ソニア ソニア ソニア
いろいろ塗って来たけれど
今日は ソニア ソニア ソニア
一人で決められない
今までとはイメージの違う
大人っぽいものもいい
だから ソニア ソニア ソニア
一番 素敵な自分になりたい wow

それで ソニア ソニア ソニア
自分で塗ってみたのかい?
どんな ソニア ソニア ソニア
鏡に映っていたの?

だって ソニア ソニア ソニア
何度も恋をする度に
違う ソニア ソニア ソニア
表情 変わって行く
リップスティックってあの日からずっと
描き続けたダイアリー
今日も ソニア ソニア ソニア
今日の気分は何色にしよう



Credits
Writer(s): Yasushi Akimoto, Toshikazu Kadono (pka Kadono), Yugo Aoba (pka Yugo.a)
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