Yurari

ゆらり揺れるこの心
射止めた君の笑顔
差し出すその手をまだ掴んでいたい

隣り合った君の手に 少し触れてみる
伝わる体温に 心臓がまた早くなった
照り返したプールサイドに 歪む陽の光
熱い日差しと 頬を叩く風の中

またいつか思い出すのかな
出会えた夏の日の事
キッカケとか 好きなったその理由とか

ゆらり揺れるこの心 射止めた君の笑顔
近付いちゃダメだよ もう胸の音が聞こえそう
(All I need is you)
赤くなる僕の顔に 少し照れ臭そうな君がまた
差し出すその手を待っていた

ふざけ合った帰り道 人混みを抜けて
わがままを言った 「もう 5分だけ歩きたいな」
青くなった舌を見せて 笑うその顔は
夏の終わりを 遠ざける魔法みたいだ

あの月が丸を描いたなら
魔法が解ける前ってこと
その合図に 気付かない程暑い夜

ひらり燃える花びらの 遅れた音の中で
来年も想う心 変わらないと確かめよう
(All I need is you)
頷く君の側で ちょっと大人びた僕が今
差し出すこの手を掴んでいて

裸足の季節 空に向かって
描いていた僕達の 未来予想図には
誰も邪魔出来ないよ 進んでいこうよ

きらり光るあの星が 隠れてしまうくらい
近付いて感じてよ 高く鳴る胸の音
(All I need is you)
熱くなる僕の顔は 切なくさせる夏のせいだから
重なるその手を離さないで

ふわり甘い香り
消える花火 街の煌めき
跳ねた加速する心臓の
この音が聞こえる?
ゆらり揺れる夏の終わり
射止めて始まりの日の様に
君が差し出す手を掴んでいたい

赤く染めて



Credits
Writer(s): Nakasu Tayuto
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