Regret

渦を巻いた 茹だる夜
懐かしい夢を見ていた
まだ理想像に囚われたまま

胸を占める 面影は
確かな君の姿だ
獣の様に爪を立てている

あの日の笑顔も あの日の涙も
ふと思い出しては胸を締め付ける

僕達が飲み込んだ後悔の果てに
報いがあるかなんてさ 知る由もないから
当てもなく彷徨った人生の先で
愚かな罪も優しさも君が居たならば
笑い飛ばしてやれると

窓を射した朝焼けが燃える度
君の声を ただ思い出して
日々は過ぎていく

戸惑いみたいな言葉が
絶えず喉元に潜む
獣の様に爪を研いでいる

あの日の優しさも あの日の寂しさも
こころは言葉に出来やしないから

僕達を抱きしめた永遠の色が
思い掛けず褪せても消えやしないから
有触れた幸せに手を伸ばすことが
あまりに怖くて仕方ない その声で全て
笑い飛ばして欲しくて

消えない痛みを愛してしまう
愚かに見えるでしょう それでいいんだと
退屈な日々は君のせいだよ
愚かに映るでしょう それでいいんだと

あの日の笑顔も あの日の涙も
ふと思い出しては胸を締め付ける

僕達が飲み込んだ後悔の果てに
報いがあるかなんてさ 知る由もないから
当てもなく彷徨った人生の先で
愚かな罪も優しさも君が居たならば
笑い飛ばしてやれると



Credits
Writer(s): Keina Suda
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