Encore

別れの言葉に頷いた後で
振り絞って声に変えていくよ
「平凡な僕には釣り合わないほど
自慢の愛しい君でした」

ねぇ 次は免許とかあって
カーシェアでも君を迎えに
珈琲も似合っている
彼に会うのかな
巡り会うのかな
皮肉なんだから
笑い過ごして

あまりにも君が
あまりに素直に泣くから
僕もつられて溢れてしまいそうだよ
あまりにも君が
あまりに素直に泣くから
ここで言葉にしておきたい
明日も明後日も
誰を愛そうとも
味方だって言わせてよ
ありがとうって
言わせてよ

記念日イブなんて
ああ 実に僕らしいや
いつもちょっと足りていないんだよ
分かっているんだよ
気付いているんだよ
残念だよ

変わらない君を
頭の中で描いて
イメージしたのに
準備したのに

あまりにも君が
あまりに素直に泣くから
僕もつられて溢れてしまいそうだよ
あまりにも君が
あまりに素直に泣くから
ここで言葉にしておきたい
明日も明後日も
誰を愛そうとも
味方だって言わせてよ
ありがとうって
言わせて

いつになっても消えない
まだ消えない消えない恋の中
いつになっても知らない
知りたくない知れない愛の中
いつになっても消えない
まだ消えない消えない君のまま
いつになっても消えない
まだ消えない
まだ消せない
もう消えない



Credits
Writer(s): Kenta Kataoka
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