夏草に君を想う (Remaster for 星の消えた夜に 2022)

And I give you my tone
And I give you my tone

教室をすぐ飛び出した
揺れるリボン 日差しのほうへ
ほどけた靴紐結びなおして
午後のハレーションすり抜けた

全てを焼き付ける様に
僕らは瞬きも忘れてた

そばにいるよ
笑っていたいよ
夏草は 季節の音をまとった
そんないまを抱きしめていたよ
駆け下りた坂道で
追い越した南風

丘の向こう 芝生の上で
終わりのない話をしたね
おどけた顔で 日が暮れるまで
幼い夢を並べてた

全てを見逃さない様に
僕らは明日すら忘れてた

出会えた事 空が青い事
ありふれた奇跡の数を数えた
白いシャツが汗ばんだとしても
二人乗り 自転車で 探してたんだ

過ぎた月日の中で
景色は変わったけれど
懐かしい音が耳かすめ
あと どれくらい 歌ったら
君に届くのかなって
君がいないよ いないよ いないよ

そばにいると 笑ってたけど
夏草は 涙の色をまとった
そんないまを抱きしめたはずと
思い出す 青い鼓動
あと少しだけ眠ろう
それは まだ 夏の夢



Credits
Writer(s): Rui Momota, Aimerrhythm
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