花冷列車

ひらひら舞う桜 朧月夜
遠く霞む君の背中
つれないね つれないね
「待って聞いてほしいの」
掠れた声風に溶けた yeah

書きかけのラブソングは
丸めてゴミ箱捨てた
"友達"ってフレーズなんて素晴らしく
不毛な響きでしょう

醒めないで 醒めないで ずっと春の中
あいまいな今にしがみついてたい
言わないで 言わないで ぎゅっと目をつむった
その瞳語る「さよなら」

はらはら散る涙 鮮やかに
花冷えする静かな夜
行かないで 行かないで そっと呟いた
ひとりぼっち駅のホーム

ひらひら舞う桜 晴れた夜空
流れる星に願うけど
つれないね つれないね 展開変わんないね
気の利かない神様だな あぁ

たった一枚の切符
君に繋がってく列車
あと一歩 勇気が足りていたのなら
運命変わってたかな

醒めないで 醒めないで ずっと春の中
美しい思い出に沈んでたい
癒えないで 癒えないで もう何度目の
季節めぐり続けただろう

はらはら散る涙 鮮やかに
君を忘れられずにいる
消えないよ 消えないよ そっと手でなぞった
ひび割れたままの恋心

ひらひら舞う桜 白く踊り
神聖な虚しさ光る
切ないね 切ないね とうに声は枯れた
それでも歌っていたかった
Yeah, yeah, yeah

過去と未来見下ろす 朧月
薄明かりが夜を照らす
背中を 背中を びゅっと風が押す
がむしゃらな本音暴けと

ひらひら舞う桜 落ちる前に
流れる甘い血拭って
せーので飛び乗って この最終列車
しんと燃える想い乗せて

Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah



Credits
Writer(s): Azusa Mine (pka Mia), Ryosuke Oshima (pka Noko)
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