ナンバー

水車小屋で微睡む猫
小川を越え 僕は歩く
草笛の音 蜜蜂のペアダンス

悪戯なキツネが数字を盗む
「そんなもの置いてゆけ」

ジェリービーンズ 溶かしたように
目に映ったものが歪む
君の住む街の番地さえ不思議な模様に
ここはかつて通り過ぎた
シルシとして残る田園
残像追いかけて奇妙なステップ
Shall we dance?

僕は蝶の視点を借り
芦毛の背にとまっている
彼が走り 麦が揺れ 波打つ

腹ペコなウサギが数字を食って
赤い目で泣いている

いつもよりも遠出をして
帰り道を見失った
あの日から寂しい夜を数えた
You were mine

けれど花は雪を割って
熊はすぐに目覚めるだろう
数えるのではなく満ちるが合図
Everyone knows
蟻が冬に備える頃
すぐに鳥も旅立つだろう
数えるのではなく欠けるが合図
Life goes on



Credits
Writer(s): Akihito Okano, Fumiaki Shindo (pka Haruichi Shindo)
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