オーブ

どこに隠していたの こんなに大きな傷を
笑顔の裏側?夢の中?鍵をかけた引き出しの奥?
背中を向けたきみの小さな肩震えた
だれかに預かったものもきみの荷物もひとまずココに置いてこう

これまでだれも知らないところで零してた涙と本当のこと
そうやってすり減ったココロも今は預けて

優しさを宿したその手のひらで闘うその前にきみを抱きしめて
守るものがもしもあるのなら一番はいつだってきみなんだよ

どこに続いているの 果てなき涙の果ては
軌跡を辿ればその奥に揺らめく静かな明かり

頼りなくだけど消えないようにといつの日も絶やさず灯してきた
本能に寄り添った命は今もキレイだ

はじまりを掴んだその手のひらにだれにも触れない光を隠して
動けずにいるならそのままで きみじゃなきゃだめなんて言わないから

どこまでも自由なその手のひらでここから新しく何を掴もうか
好きなひとやものの真ん中で本当に笑ったきみが見たい

きみのため笑ったきみが見たい



Credits
Writer(s): Kimiko Yamagishi (pka Kimiko), Jun Sasaki
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