それを愛と呼ぶなら

掛け違えていたボタン 一つずつ
下から順に外してもう一度重ねていく
君がくれた時間と温かさを
この胸が教えている

空が青いとか花が咲くとか
君が笑うとか抱きしめるとか
すぐそばにあったこの幸せを
今痛いくらい感じてるよ

守りたいものがあると そこに未来があるんだと
君のいる場所まで迎えにいくから
雨風に打たれてボロボロになったら
不格好な姿を笑ってくれ

一度転んだからこそ見える世界があるなら
もう二度とその手を離さないように
やっと気づいたんだ 君と過ごす日々
本当に欲しかったものが そこにあるんだよ

一人で歩いて来た顔をして
失いかけてからようやく目を覚ました
そばにあった存在のその温もり
僕はそう 大馬鹿者だ

初めて知る自分の弱さとか
隠し切れなかったこの幼さも
きっと君は知っていたんだろう
それでも信じてくれたこと

返したいものがあると 見つけたいものがあると
君のいる場所まで迎えにいくから
雨風に打たれてボロボロになっても
変らないこの想いを 伝えにいくよ

見落としてきた涙も すり替えてきた感情も
取り戻すように走れ 走れ
同じものはない たった一つの輝き

支え合える喜びも
分かち合える悲しみも
いつの日か揺るがない形になって
世界中を探しても ここにしかないもの
それを愛と呼ぶなら

守りたいものがあると そこに未来があるんだと
君のいる場所まで迎えにいくから
今はっきりと言えるよ 大切な人よ
いつまでも僕のそばには 君がいて欲しい



Credits
Writer(s): Uru
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