僕は君を問わない

なぜいまあのテレビのなかで沢山のフラッシュを浴びて
あの人は泣きながら苦渋の表情浮かべているのか
顔のない正しさとか間違いだとかむさぼり喰って
正義だけ満ち足りて語らうことはもうないの
遠く知らないひとの幸せにおびえながら
君は君だけの言葉さえ生み出すことを手放していく

君はなにを求めてるの
僕はなにをあげられるの
心灼けて想い炙る
君と僕がまた黙り込む
僕はただ君だけに問う
君の口が言うことを乞う
ねぇひとがいう幸せより君の声でくれよ
愛を愛をいま喰らわせて

まだ僕の知らない君の顔がそこに眠っているんだろう
でも僕は悲しまないなんどでも向き合うだけさ
君がただ隣にいてくれることの不思議さに
甘え続けたくはないんだ
ざらついた肌に触れていたい
君は僕のなにをみてる
僕は君のなにをみてる
心破れ想い爆ぜる
僕と君がまた語りだす
どんな君でもかまわない
なんて言葉吐くつもりはない
たがいの声交叉るとき
君の笑う顔をみせてみせてくれ僕だけに

「もう答えはなにも訊かないでよ」
「もう理由はなにも問わないでよ」
変わり続ける心で愛を語ろう
君はなにを求めてるの
僕はなにをあげられるの
心灼けて想い炙る
心破れ想い爆ぜる
僕はただ君だけに問う
君の口が言うことを乞う
ねぇひとがいう幸せより君の声でくれよ
愛を愛をいま
愛を愛をいま喰らわせて



Credits
Writer(s): 高橋 優, 水野 良樹
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