Haru Geshiki

あなた待つホームから見える景色は遠い海
春めく風に誘われる神戸線 のどかに
紺色のつめ襟のあなたは少してれたふう
どきどきするわ 生意気なあなたなの いつもは

電車の音 まぎれ
「遊び過ぎたみたい」と
黙ってるわたしの瞳 不安気にのぞくの

卒業式が終わって 春休みが過ぎてけば
4月からあなたより1つ上級生になる
おこってるからじゃないの 無口になってるわけは
過ぎて行く季節のことを想ってただけ

坂道を上りきり 見下ろせば ほら船の影
優しくわたし包んでる この街は いつでも
ジェラートをなめてても やっぱりあなた 元気ない
「嫌われても仕方ない」と思ってる
ばかなの

"アイランド・キャフェ"
Stary high‐way
一緒にやったパーティ
そんな memories 一瞬に消えるわけないでしょう?

制服にさよならして 電車の駅が変わって
4月からあなたより1つ上級生になる
いつの日かこんなふうでいられなくなるとしても
今はただ優しい日射しに甘えていたい

おこってるからじゃないの 無口になってるわけは
過ぎて行く季節のことを想ってただけ



Credits
Writer(s): Masayuki Kishi, Buranshu Ino
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