青空へ

天国の君が涙して 雨が降るとき
悲しむ人がいる
破れかけた靴を濡らし 音をたてて歩いた
水たまりに涙浮かべ
泥水の中写したダメな顔
どれくらいの風が吹けば あるもの全て飛ばせるのかな

鳥になれない僕は 羽じゃないこの腕で ありったけの力で 音を出すから

空が晴れたとき 季節はずれの花が咲いた
虹がかかるころ 音が歌に聞こえた

道に迷う猫が泣いた 踏み潰されて汚れた草も泣く
街の景色の涙には ひと粒の訳があった

空が晴れたとき 季節はずれの花が咲いた
虹がかかるころ 音が歌に聞こえた 青の空へ



Credits
Writer(s): 川真田 清
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