KABUKI

嗚呼 何て恨めしいの
私の当て所ない灰になった幸福
大層 見窄らしく
今は人に見せるのも嫌なんだけどさ

此処で笑えそうな
不出来な小噺一つ いかがですか
こんなくだらねぇ生き様
酒の肴にしちまってくれよ

どうやらここは心の牢獄
サイレンは貴方の魂
最低な私のディストピア

どんなに苦い言葉も飲み干して笑おうぜ
今はとりあえずまだ死なねえからさ
そしてこの心臓が焼かれる音を聴きながら眠ろうぜ
それがラブソングなら嬉しいよな
もう一度云う ラブソングなら嬉しいよな

いうてこの身なんて
吹けば何尺も飛んでく落ち葉の様
金落としなさんな
稚拙 選り好みすら出来無ぇで候

ようやく貴方掴んだ成功
私を見ないでおくんなまし
後ろ等 振り向かず お逝きなさい

誰かの卑しい夢も咀嚼して吐き出して
優しいお前だから大事なのさ
何にもいらないわ
今のこの瞬間を生きる事にしようぜ
それがラブソングなら嬉しいよな
何回も云う ラブソングなら嬉しいよな

どんなに苦い言葉も飲み干して笑おうぜ
今はとりあえずまだ死なねえからさ
そしてこの心臓が焼かれる音を聴きながら眠ろうぜ
それがラブソングなら嬉しいよな
もう一度云う ラブソングなら嬉しいよな



Credits
Writer(s): Christopher John Doheny
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