忘れじの言の葉

言の葉を紡いで 微睡んだ泡沫
旅人迷い込む 御伽の深い霧
差し伸べた掌 そっと触れる予感
受け止めて零れた 光の一滴

面影虚ろって 微笑んだ幻
想いの果てる場所 まだ遥か遠くて

求め探して 彷徨って やがて詠われて
幾千 幾万 幾億の旋律となる
いつか失い奪われて 消える運命でも
それは忘れられることなき物語

指先を絡めて 触れる誰かの夢
刻まれた想いの こだまだけが響く
言の葉を紡いで 微睡んだ泡沫
旅人の名前を 御伽噺と云う

求め探して 彷徨って やがて道となり
幾千 幾万 幾億の英雄は往く
いつか失い奪われて 消える運命でも
それは忘れられることなく 此処に在る

求め探して 彷徨って やがて詠われて
幾千 幾万 幾億の旋律となる
いつか失い奪われて 消える運命でも
それは忘れられることなき物語



Credits
Writer(s): Taketeru Sunamori, Miyako Matsuoka
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