Dead Sea Note

色めいた街の灯りが
沈むには眩し過ぎた
人々が望んだ何かになろうとした意味は
何処にあるのか

嘘なのか本当なのか
悟るのは過ぎた島か
未踏のまま
果たせない想いばかり抱えた背中
厭世かな

僕は夢を見ているのか
何でもない人が崇められていた

特別だとかただの虚像だったね
中身が貧しいままで
真実なのか虚飾なのかさえ
勘違いしてただけなんだね

アイドルだとか作り物なだけ
鏡に語りかけて
何も持っていないことを
解せる死海の音

Ah, ah, ah

青空も 波の響きも
遠くで彼岸へ誘って
悲しみも 今日の怒りも
遅かれ早かれ何処かへ
花びらも 青い若葉も
生まれて焦がれて地中へ
何もかも淡い刹那で

浅はかな考えのまま
始まった浮いた火花
頑なな強さがあると思っていた
無知な主義は砕かれた

いつか信じた言葉が
泡になるなら 全て我楽多か

今が朝か日暮れなのかさえ
分からなくなる様で
必然なのか心のドアまで
塗装が剥がれていたんだね
現実なのか悪夢なのかなんて
求めれば無慈悲だね
誰も欲していないことを
見通す未来の壊れた頭

特別だとかただの虚像だったね
中身が貧しいままで
真実なのか虚飾なのかさえ
勘違いしてただけなんだね

アイドルだとか作り物なだけ
鏡に語りかけて
何も持っていないことを
解せる死海の音

青空も 波の響きも
遠くで彼岸へ誘って
悲しみも 今日の怒りも
遅かれ早かれ何処かへ
花びらも 青い若葉も
生まれて焦がれて地中へ
何もかも 淡い刹那で



Credits
Writer(s): Takeshi Hama
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