余談

眠りにつく瞬間を知ってる?
私は知らない
眠っている自分を知ってる?
私は知らない

体と地球 平行な間に 無数の気持ち
閉じた目 口の上に浮かんでる 話は尽きない

ただ現実ではありえない
夢の中では実際に

起きたら忘れてるくらい おいしいご飯を食べたり
理不尽でむかつく話でも 納得できたりする
それは知ってるよ

恋をする瞬間を知ってる?
私は知らない
恋をしてる自分を知ってる?
私は知らない

ただ現実なのか夢なのか
いや現実でも実際に

瞼の裏をスクリーンにして 明日の予告を観て
楽しみで待ちきれなくなって ぜんぜん眠れなくなるの
それは知ってるよ

これは余談 どれも余談 明日には響かない
ああ そう うん いや でも べつに そっか なんか あのさ

起きたら忘れてるくらい おいしいご飯が食べたい
理不尽でむかつく話でも 納得してみたい
瞼の裏をスクリーンにして 明日の予告が観たい
楽しみで待ちきれないほどの 今日の続きがいいなあ



Credits
Writer(s): Eriko Hashimoto
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