ヒバリのこころ

僕が君に出会ったのは
冬も終わりのことだった
降り積もった角砂糖が溶けだしてた

白い光に酔ったまま
レンゲ畑に立っていた
目をつぶるだけで遠くへ行けたらいいのに

僕らこれから強く生きていこう
行く手を阻む壁がいくつあっても
両手でしっかり君を抱きしめたい
涙がこぼれそうさ
ヒバリのこころ

いろんなことがあったけど
みんなもとに戻っていく
ここにいれば大丈夫だと信じてた

水槽の熱帯魚から
離れられなくなっていた
僕が僕でいられないような気がしてたのに

遠くでないてる 僕らには聞こえる
魔力の香りがする緑色のうた声
顔じゅういっぱい僕に微笑んでよ
風に飛ばされるまで気まぐれな蝶

僕らこれから強く生きていこう
涙がこぼれそうさ
ヒバリのこころ
ヒバリのこころ
ヒバリのこころ



Credits
Writer(s): 草野 正宗
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