カミナリ

光から音まで 数を数えて
また少し近づいている
夕立
夏はきらいなのに

悲しいとき涙がでないのは
どうして <どうしても>
そばにいても <そばにいて>
抱き合っても <抱きしめて>
寂しいのは <寂しくて>

光から音まで
できごとから感情まで
短い空白がころがる

同じ時 あなたは何を見てる

どこまで <どこまでも>
続くのだろう <続いてる>
人はずっと <いつだって>
寂しいのに <死ぬまで寂しいのに>
絆が深くなれば孤独も深くなって
それでも触れてほしいと ひたすら ただ求める
もっと激しく カミナリもっと強く鳴れ
雨 雨 降り止まないで
<雨 雨 このまま>
終わらないで 終わらないで



Credits
Writer(s): Maaya Sakamoto
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