蝋の翼

宇宙が震える夜を 過ごすとき
貴方が震える意味を守らせて
どんな姿さえも愛しい

真っ直ぐに歩けるように 手を引いて
まともじゃないけれど かまわないの
二人は化学のように旅をする

蝋の翼で太陽へと飛んでゆく 貴方とならどこまででも
溶け落ちたって なんていい気分で
次を待てない 貴方とならば

あの虹が消える頃には 顔をあげて
「もうそれは重くない」と言えるはず
何にも邪魔されたくない いつだって

蝋の翼で太陽へと飛んでゆく 貴方とならどこまででも
溶け落ちたって なんていい気分で
次を待てない 貴方とならば

想えば想うほど羽根は広がる 真実は怖いものだからそっと
寄り添ってしまう 悪い事じゃない
身体中を私に預けて

蝋の翼で太陽へと飛んでゆく 貴方とならどこまででも
溶け落ちたって なんていい気分で
次を待てない 貴方とならば

溶け落ちたって なんていい気分で
次を待てない 貴方とならば



Credits
Writer(s): Chihiro Onitsuka
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