無縁坂

母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登るたび いつもため息をついた
ため息つけば それで済む
うしろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は とてもやわらかだった

運がいいとか 悪いとか
人はときどき 口にするけど
そういうことって 確かにあると
あなたを見てて そう思う
忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめるような
ささやかな 僕の母の人生



Credits
Writer(s): Masashi Sada
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link