始めから一つだけ

君を愛してる それだけでいいかな

窓越しに揺れる街の光 外はまだ寒いね
つぶやきながら寄り添うのは もう何度目だろう
夢屑を握り締めたまま君を抱きしめても
恐いものなど無いと言えず 心震えている

どうか笑ってよ滑稽な僕を 張りぼてなんてもんじゃない
傷付いた羽を休めてる君に何もできないから

始めから一つだけ変わらないものなら
君を愛してる それだけでいいかな
流れた時の中で すれ違う心が
迷わぬように ありのまま願ってる

君のガラスを曇らすから ため息は止そうよ
うなずく様にうつむく様に 君は泣いているの?

どうか許してよ出鱈目(でたらめ)な僕を 自分勝手なんだろう
傷付けてもまだ隣にいる 君に伝えたいことがある

始めから一つだけ変わらないものなら
君を愛してる それだけでいいかな
埋もれそうな涙も きっと気付けるから
分け合えばいい 二人なら行けるさ

始めから一つだけ変わらないものなら
君を愛してる それだけでいいかな
ありふれた幸せが 叶わないとしても
君を愛してる ありのままずっと

君を愛してる それだけでいいかな



Credits
Writer(s): Junzou Ishida
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