おいしい水

金色のグラスの残りを
ひと息に飲みほしてたらいい
胸にこびりつく
やさしい誰かの毒を流すように
思い出に酔うほど ウブじゃない
なにもかも捨てるほど ヤボじゃない
窓をうつような雨音のせいで
また眠れないだけ

※愛し合うたびに また傷つけ合い
残るのはむきだしの心だけ
何も感じない女になれたら
ときめきと引き換えて かまわない
それなのに求めている
そんな恋を ただの恋を※

溶けだした氷をかきまぜ
意味もなく一人笑ったら
思うよりひどく部屋にひびくから
また眠れなくなる

しあわせな日々も不幸な時さえ
いつまでもそのままじゃいられない
夏の太陽が冬に凍るように
終わらない恋なんてありえない
それなのに求めている
そんな夢を ただの夢を

一度でも口にしたら最後
二度とは忘れられないでしょう
愛されてもなお苦しみは消えないと知ってても

愛し合うたびにまた傷つけ合い
残るのはむきだしの心だけ
何も感じない女になれたら
ときめきと引き換えて かまわない
それなのに求めている
そんな恋を

しあわせな日々も不幸な時さえ
いつまでもそのままじゃいられない
夏の太陽が冬に凍るように
終わらない恋なんてありえない

(※くり返し)



Credits
Writer(s): Mariko Okabe, Hirofumi Asamoto
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