友達でいいから

とぎれた会話のあいまに
彼との想い出にさまよいだす君を
つよく つよく 抱きしめるのさ
"ごめんネ"とつぶやきながら
ボクにもたれる君の切りたての髪が
風に揺れて頬をくすぐる

ひとつの恋が終わるたび この胸で
ふるえるつばさ休めるのも これが最後
なら

ああ、友達でいいから 君が望むなら
真夜中の2時でも 駆けてゆくからね
言葉にはできない 気持ちがあるけど
せつなさは愛へのプレパレイションさ

君にしてあげられること 指折り数えてみたけれど
まだ今も 片手にさえ足りないくらい
悲しみをこえた分だけ ほんとの優しさがわかるのなら
ボクはいつかきっと打ち明けるだろう

振り向きもせず 次の夢へ飛びたつ
無邪気な笑顔 ずっと守り続けたいから

ああ 友達でいいから 君が望むなら
どんな時にだって 胸をかすからね
移ろい過ぎてゆく 季節もあるけど
変わらないなにかをつかみかけてる

友達でいいから
せつなさは愛への

ああ、友達でいいから 君が望むなら
真夜中の2時でも 駆けてゆくからね
友達でいいから 君が望むなら
どんな時にだって 胸をかすからね

友達でいいから 君が望むなら



Credits
Writer(s): Tam Tam
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