ただいま

久しぶりの この町は
相変わらず 静かで
小学校の 向かい側
よく通った あの店は

降ろされたシャッターに
くたびれた貼り紙
時間とともに記憶まで
こうしてかすれていくのかな

懐かしい風景 大好きな人
どうかそのままで
変わらないでいてよ

会えるまでは 嬉しくて
一緒に過ごせばまた
別れが淋しいだけで
なのにたった一時
ここへ帰ってきて
よかったのかな

あの街にも 少しずつ
慣れてきたよ だからね
心配せずに 見ていてね
何度も 言葉にしてみるよ

忙しい毎日
溢れ返る人
苦しくなるぐらい
夜景のきれいな街

雑踏をくぐり抜けて
家に帰ればいつも
真っ暗な部屋がそこに
いつからだろう気付けば
ただいまも 言わなくなっていた

人はどこにいたって
淋しいのかもしれない
でもドアを開けたら
「おかえり」声がしたから

会えるまでは 嬉しくて
一緒に過ごせばまた
別れが淋しいだけで
でもねきっと 私は
ここへ帰ってきて よかったんだ

何回でも言いたいよ
「ただいま」って
「おかえり」って
また帰ってくるからね
その時までがんばるから
また言わせてよ
「ただいま」



Credits
Writer(s): Maiko Fujita
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