ラーメンの歌

つまらない嘘をついて いつまでも泣いていた
駅前の角の並び 路地裏のラーメン屋で
もういいから早く食えと 隣で親父が言う
しゃくりあげながら すすりこんだ あのラーメンの歌

初めての給料日にも 気がつけばここにいた
ビールを一本頼み 独り 餃子で乾杯をした
自分で稼いだ金で 自分のラーメンを食べる
つまらない味の 平凡な味の 最高のラーメンの歌

チャーシューが1枚と メンマが4、5本と
刻んだネギと海苔だけで 他に何がいるだろう
ラーメン! スープを飲み干せば
ラーメン! 明日が笑い出した
もう少しやってみよう 最後まで頑張ってみよう
聴こえるよ あのラーメンの歌

初めてのデートもここに 君を連れてきた
テーブルの席に2人 向い合って座ったよね
なんにもなかった あの頃の僕ら お金なんていらなかった
美味しいって君が笑って そこで僕は未来を決めた

夢がひと切れと 涙が2、3粒
刻んだ日々と汗まみれの ありふれた人生の歌
ラーメン! スープを飲み干して
ラーメン! ふたりで笑い出した
僕と結婚して欲しい 死ぬまで愛してる 君だけを ああ青春の歌

嫌われても煙たがられても 叶えたいことがある
でもやりきれない行き止まりの夜 またラーメンをすすれば
やりたいように自由にやれと 親父の声がする
悲しくて 切なくて 悔しくて みんな馬鹿野郎だ あのラーメンの歌

チャーシューが1枚と メンマが4、5本と
刻んだネギと海苔だけの それだけの愛情で
ラーメン! 涙を呑み干して
ラーメン! すべてを受け入れよう
俺はまだやれる まだまだ頑張れる 聴こえるよ

ラーメン! 今日も夢がひと切れと
ラーメン! 涙が2、3粒
スープを飲み干して 明日に乾杯をしよう
聴こえるよ あの青春の歌

聴こえるよ ラーメンの歌



Credits
Writer(s): Toshihide Baba, 須藤晃
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