COLD JAIL NIGHT

スモッグに煙る街並みは渋滞のロードレース
空からはいつものように繋がれた人が踊る
不満とナイフ 押し込められた護送バスの中で誰もが
何かが少しだけ違う生き方強いられる
この暮らしが始まる始まる前に一つだけ聞いておこう
動機と心の病の上に罪名が被さる
脅えと目眩 諦めに似た雑居房の中で誰もが
跪いて一滴の水を乞うのだろう

Cold jail night 都会の夜空は紅く燃えてる 罪を抱いて
Cold jail night 吐く息は白く 脅え切った瞳の中 夢を見る

五十日振りに見る太陽は少しだけ痩せてた
監獄の太陽は俺の前でちぎれてゆく
寄りかかる壁に刻まれた傷 太陽のあたる場所を誰もが
忘れるために殴りつけた傷みもない
裁判という台本を読む真の正義が始まる
生き方を今削り取られて比べられている
毎日毎日覚え込ませる繰り返す仕事に誰もが
先を争い真実さえ口にする余裕などない

Cold jail night 都会の夜空は紅く燃えてる 罪を抱いて
Cold jail night 吐く息は白く 脅え切った瞳の中 夢を見る



Credits
Writer(s): Yutaka Ozaki
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