Ichigatsu Futsuka

Ah, we are made of light
Ah, under the moonlight

私の半分に 例えばポケットに
一つしかない赤い林檎を
ためらいもなく両手に
おいてあげる優しさを持っていたいから
空元気の向こう側で

ふたつの背中が静かに並んだ時
初めてひとりの人間になれるようで
季節はずれのふたつの線香花火
小さな灯が落ちるまでつき合ってよ
Under the moonlight

永遠の半分 笑顔が途切れると
素知らぬふりで歌い始めた
肩越しの存在が空白を埋めるように
そばにいてくれる 取りとめのない話のように

ふたつの横顔 向こう見ずな片割れは
寂しい時ほど はしゃいで見せるけど
心の半分 涙でぬれたときも
差しだす傘の中 素直に入ってね
Under the moonlight

近づくと似てない光の破片
重ねて太陽に透かして見れば
色をつけて呼び合うもの

ふたつの背中が静かに並んだ時
初めてひとりの人間になれるようで
季節はずれのふたつの線香花火
小さな灯が落ちるまでつき合ってよ
Under the moonlight

Ah, we are made of light
Ah, under the moonlight
Ah, we are made of light
Ah, under the moonlight



Credits
Writer(s): Chiaki Ishikawa
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