KUNUGI

もはや夕暮れだった,
朝から、雨が降っていた,
枝を広げてくぬぎが濡れている,
壁には背広あった,
衣紋掛けにぶら下っていた,
服の中身は米を磨いでいた,
すでに昼寝なのだ,
馬鹿じゃなかろうか降り止まぬ雨,
だが何のための昼寝なのだ,
どーんと音がしたので,
窓を開けて見ると,
雨だというのに花火なのだ,
もはや夕暮れだった,
朝から、雨が降っていた,
枝を広げてくぬぎが濡れている。



Credits
Writer(s): Tsuneyuki Suzuki (pka Tsunekichi Suzuki)
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