くにぶん木の花

くにぶんぬ花が 白い花が咲いたよ
変わる四季(しち)を告げる 白い花が咲いたよ

思い出がひとつ 北(にし)ぬ風(かじ)に泣いたよ
手を引かれ歩いた ぬくもりが残るよ

西(いり)の坂道 日が沈み
子守唄(ふぁむれうた)がよ しみわたる

愛(かな)しゃあぼーよ んぞーぬしぐとぅ
美(かい)しゃ言葉(くとぅば)ぬあたたかさ
いちぬ世までぃ この胸の中
香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて

くにぶんぬ花は 白い花は散るけど
変わる四季(しち)の中で 青い実が実るよ

東(あり)の空(すら)から 日が昇り
子守達(ふぁむれたぁ)のよ 声響く

愛(かな)しゃあぼーよ んぞーぬ笑顔を
想い出しては肝(ちむ)ふくら
いつか会える時が来るまで
香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて

香(かば)しゃくにぶん木に抱かれて



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Writer(s): Begin
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