Hotaru

虹の始まる場所を探したんだよ
余った光をもらいに行ったよ
光ってないとね 誰も僕を見ないんだよ
分かったフリでもいいから

あの火の鳥を僕は探したんだよ
余った羽をもらいに行ったよ
でもね 僕にはどれも大きすぎて
求める意味は小さすぎて

光って消えるただそれだけと知りながら
光る僕はきれいでしょう?
濁って見えた明日が晴れるその訳は
もう誰にも聞かないから

いいよ 僕には名前はないけど
僕が消えるときはちゃんと泣いてよ
そのとき 一番眩しかった星に
僕の 僕の名前つけてほしいな

嬉しいこと 悲しいことはいつも半分子ずつなの
だからそう 最後はゼロになれるの

光って消えるただそれだけ信じながら
歌う僕はここにいるよ
作ってみせるその笑顔も愛しいから
もう昨日を探さないでよ

光って消えるただそれだけと知りながら
光る僕はきれいでしょう?
だからね 痛む胸に光る種を乗せて
幸せだねって言えるまで
光ってたいの
奪って逃げるただそれだけの命なら



Credits
Writer(s): 野田 洋次郎
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