空が笑ってる

窗樺で切り取られた景色眺めてると
胸にポッカリ大きな穴があくの
あの煙突の煙が雲になってるんだと
そう信じてたのどれくらい前だったかな?
でもさ雲に觸れたら何か變わるかな
カラフルな雨がからかうかな
圓になったよ ほら 圓になったよ
色と色が手をつないでる
圓になったよ また 圓になったよ
明日は晴れるかな

著ぐるみのウサギからもらった無色の風船
他人が嫌いなみんなが繫がろうともがいてる
空に自由を尋ねて月に未來を委ねて
それで何か分かった? 何か變わった?
だからさ夢のあるものは大人だましでさ
可愛らしいものは子供だまし
圓になったよ ほら 圓になったよ
誰と誰が手をつないでる
圓になったよ でも 演技だったよ
噓だから さよなら

色とりどりの真實の渦の中
ボクはうずくまる
未來が支度している 支配しているんだ
頭痛いな
ヘンになったよ ヘンになったよ
背を向けて 目を閉じてさ
もういいかな ねぇ 誰かいないかな
もう誰もいないんだな
ひとつ ふたつ 雲が浮かんでる
ボクを連れてってよ
ふわふわ ゆらゆら
くすぐったい風が吹く
空が笑ってる



Credits
Writer(s): Fumiya Enuma
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