月に銃声

溢れ出す暗闇の中に
冷たく輝く銀の丸い幻
鳴り響く銃声が
月を撃ち抜いたなら出会える
四角い空へ

指先にこぼれ落ちた
一枚の花びら優しく
風に消えていった
感情は隠したまま強がって
震える指先
嘘つきだね

消えてゆくモノ
咲き誇れるモノ
その全ては
何故枯れちゃうの?
孤独な夜の月に問いかける
答えは「 」

溢れ出す暗闇の中に
冷たく輝く銀の丸い幻
「愛してる」叫び続けてる
声を枯らしてる
僕をどうか笑って

情景は昔のまま
夢を追い続ける足音
虚しく響いてる
どうか神様お願い
銃声が向かう先
僕を導いてよ

街を歩けば
争いながらも
人は孤独を殺している
闇を恐れて
夢中で呼んでも
まだ夢の中

すれ違う人々の胸に
優しい光がさして
手を取り合ったら
「空の下」
願いを描いて
そこに君がいて欲しい
ただそれだけ

震えてる 夜空 月の下
追いつけない
理想の世界
それでもずっと
歩いて行けるの?
答えは「 」

移り行く季節は
流れて春を待っている
月はそっと微笑む
いつまでもそばにいて欲しい
そばにいてくれるだけで
まだ闘える

花びらが夜空に舞って
星達と踊ったら
もう独りじゃない
「ありがとう」
声が枯れるまで
叫び続けるよ
ほら 銃声に乗せて



Credits
Writer(s): 夕霧, 風弥
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