Otoga Denai Guitar

剥き出しのコンクリート凭れながら
夜と世間の温度が落ちて 背中が寒い
チカチカと切れかけの蛍光灯
大きくなった心の影を止められない

ライブハウス
ステージ中
ベースの奴と殴り合って
「もう解散しよう」と
アンプを切られた

音が出ないギター
それでもかき鳴らして
やりたい音楽を歌い続けた
気に食わないなら出て行けばいいさ
少年時代 憧れたロックは
俺のプライド

あてもなく人混みとか歩いた街
風に舞ってる古新聞は何を伝える?
やって来たタクシーに乗車拒否され
肩から掛けたギターケースがやけに重い

スタンディング 客に
「ふざけるな」と
いきなり野次を飛ばされたよ
怒りが湧くうちは
やり直せるんだ

弦が切れたギター
本音を隠すよりも
世界に叫んで 声を枯らした
愛に飢えてたら愛すればいいさ
仲間たちとぶつかったロックが
歌いたいんだ

楽器車 すっと並び
中からドアが開いたんだ
みんなが「早く乗れよ」って
めんどくさそうに手招きする夜明け前

音が出ないギター
それでもかき鳴らして
やりたい音楽を歌い続けた
気に食わないなら出て行けばいいさ
少年時代 憧れたロックは
俺のプライド



Credits
Writer(s): Yasushi Akimoto, Naoki Ishino (pka Jam9), Masanori Fujimoto (pka Armyslick)
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