浅い眠り

忘れないと誓った あの日の夏は遠く
寄せて返す波にも あの日の風はいない

ああ 二人で灯した
あの部屋のキャンドルは
光あふれる時代の中で
どこへ 儚く消えていったのか

恋しさを聞かせてよ
惜しみなく聞かせてよ
他人じゃないなら なおさら なおさら

浅い眠りに さすらいながら
街は本当は 愛を呼んでいる
浅い眠りに さすらいながら
街は本当は 愛を呼んでいる

風の中にふるえて 瞬く星のように
過ちかもしれないと 哀しく迷っていた

ああ 二人気付かない
失ってみるまでは
誰が一番欲しい人なのか
何が一番辛いことなのか

恋しさはこわれもの
切なさはこわれもの
他人じゃないなら なおさら なおさら

浅い眠りに さすらいながら
街は本当は 愛を呼んでいる
浅い眠りに さすらいながら
街は本当は 愛を呼んでいる
浅い眠りに さすらいながら
街は本当は 愛を呼んでいる



Credits
Writer(s): Nakajima Miyuki
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