Kocchi Wo Muiteyo

何もない空を一人で見上げてた
誰とも話さず 生きていけるなら
それで僕は良かったよ

傷付くことになるなんてわかってた
それでもあの時
心の全てで
君のことを見つめてたよ

遠くの街に住んで
大人になったけど
帰ってきた街を歩いたら
あの日と同じ
君を描き出している

こっちを向いてよ
君の笑顔を
何年経っても まだ思い出すよ
好きだとは言えずにいた
恋の方が いつまでも消えないまま

足りない言葉や 不器用な嘘が
二人でいた日々を彩っていく
空の色に似た青い
一つだけの
僕にとっての初恋

好きになる理由は 言葉にできないよと
君はそう言って 遠くを見ていた
僕は何も 言えないまま

どれほど言葉を交わし
肩をよせて 優しさ分け合っても
君が探してるのは
僕じゃないことも
知ってたよ

暖かい嘘より真実は残酷で
僕らは若過ぎたね

溢れ出す心の声は
届かなくても
記憶は繰り返す
何度でもその背中に

こっちを向いてよ
君の笑顔が
何年経ってもまだ 胸の中で
好きだとは言えずにいた
恋の方が いつまでも消えないまま

足りない言葉も 不器用な嘘も
全てかけがえのない二人の日々
歩き出した街の中
僕は今も 空を見上げる
いつか会えたら
話せるかな
君の知らない
儚い初恋



Credits
Writer(s): 河邉 徹, 杉本 雄治
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